第54回 福岡県公民館大会開催の御案内
来る8月5日(水)に、『北原白秋のふるさと 水郷のまち』柳川市におきまして、第54回福岡県公民館大会を開催します。
本県では、「志をもって意欲的に学び、自律心と思いやりの心をもつ、たくましい子ども」の育成に向け、子どもの実体験の促進や家庭・地域の教育力の向上等を目指す教育力向上福岡県民運動が展開され、今こそ公民館は、地域における社会教育の拠点として、この運動推進の一翼を担うことが期待されています。
そこで、「教育力向上福岡県民運動の推進と公民館」を大会テーマとして、本運動の意義等について理解を深めるとともに、今後の公民館のあり方について考えます。
詳しい日程等は、ホームページ上の開催要項をご覧ください。
なお、講演講師、シンポジストの紹介をさせていただきます。
<記念講演> 『体験活動を通した青少年の自立とこれからの社会教育』
放送大学愛媛学習センター 所長 讃岐 幸治 氏
昭和15年鹿児島県生まれ。昭和46年から愛媛大学に勤務。以後、附属小学校校長、附属図書館館長などを経て、現在、放送大学愛媛学習センター所長、愛媛大学名誉教授。専門分野は、社会教育学(生涯教育を含む)、青少年教育、ボランティア学習、まちづくり、社会教育施設(公民館など)、学社連携・融合。現在、文部省「女性の社会参加支援と特別推進事業に関する企画運営委員」、「全国ボランティア活動情報提供・相談窓口企画委員」、日本ボランティア学習協会代表理事などをはじめ、第四期中央教育審議会専門委員、地元愛媛にあっては、学び舎えひめ悠々大学(県民カレッジ)学長、愛媛県社会教育委員会議議長、地域教育実践交流会代表世話人などを務める。
<シンポジウム> 『教育力向上福岡県民運動の推進と公民館』
[コーディネーター]
大野城まどかぴあ 館長 林田 スマ 氏
元RKB毎日放送アナウンサー、退職後9年間の専業主婦を経てアナウンサーの仕事に復帰。平成8年からまどかぴあの仕事に就き、現在、大野城まどかぴあ館長、男女平等推進センター所長。平成16年九州大学大学院人間環境学府修士課程終了。福岡県社会教育委員、教育力向上福岡県民会議委員などを務める。
理想的な教育環境とは家庭や学校のみならず地域力が子どもを取り囲むこと。今こそ大人たちが緩やかなネットワークを形成して楽しみながら子育て支援に取り組むときである。
[シンポジスト]
飯塚市穂波公民館 館長 松原 克彦 氏
1956年福岡県飯塚市(旧穂波町)生まれ。平成15年穂波町教育委員会社会教育課社会教育係長、平成18年3月に1市4町が合併し、飯塚市生涯学習課生涯学習係長、平成20年度より飯塚市穂波公民館長として現在に至る。
旧穂波町時代に、小学校の余裕教室を活用し、子どもの基本的生活習慣と基礎学力の向上を図る「子どもマナビ塾」、高齢者の生きがいづくりとして、"教えあう、学びあう、そして学校支援ボランティア活動"を基本とした「熟年者マナビ塾」を展開し、平成19年度より、市内全小学校22校で取り組んでいる。
柳川市立蒲池中学校 教頭 古賀 靖紀 氏
昭和56年から前原市・那珂川町・柳川市の中学校教諭、南筑後教育事務所、福岡県立社会教育総合センターは、社会教育主事として勤務、平成19年4月から柳川市立蒲池中学校教頭として勤務。
これまで、蒲池地区は地域の「子どもたちの幸せと健やかな成長のために」を合言葉に、保育園・幼稚園・小中学校・公民館・補導員さんなど各地域団体が中心となる運動を展開し、現在では、学校を360度から支える心強い応援隊である。
豊前市教育委員会 社会教育係長 栗焼 憲児
1959年福岡県生まれ。平成8年社会教育主事資格取得。文化財担当として勤務する中で、平成11年より小学校の出前歴史授業に取組み子ども達に対する歴史教育を実践。平成12年から5年間、豊前市教育委員会が旧大島村(現:宗像市)で実施した小中学生の長期野外体験活動にスタッフとして参加。
現在、社会教育担当として子ども会活動やアンビシャス広場等連携事業、通学合宿推進事業などに取り組む。
筑紫区小学校PTA連合会 会長 西村 澄子
中学校教諭として7年間勤めた後、結婚、三人の母として子育て中。平成16年森の木幼稚園母の会会長、平成18・19年春日市立春日小学校PTA副会長後、平成20・21年同小PTA会長。本年度は、筑紫区小学校PTA連合会会長兼、第54回九州PTA福岡県大会第5分科会実行委員長。
福岡県PTA連合会では、県民運動の「教育力向上」を支援し、"新"家庭教育宣言、県下一斉親子ふれあい運動を実践中である。春日市では、地域運営学校(コミュニティスクール)制度を導入し、学校・地域・家庭が「共育」し、子育てに取組んでいる。
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