1 地域の概要 |
(1)宗像市 |
宗像市は平成15年に玄海町と、平成17年に大島村と合併し、人口は約95,000人、面積119.65平方キロメートルで、北九州市と福岡市から、それぞれ約30キロメートルに位置する良好な立地の住宅都市です。 |
市内には3つの大学(福岡教育大学・日本赤十字九州国際看護大学・東海大学福岡短期大学)が立地し、総合文化施設「宗像ユリックス」、研究学園都市「むなかたリサーチパーク」などがあり、学術都市としての特徴をもっています。また、全国白砂青松100選などに選ばれている玄海国定公園「さつき松原」、「宗像大社」や「鎮国寺」など有名な神社仏閣を有しています。 |
貴重な歴史遺産、豊かな自然、宗像ユリックスを中心に行われている市民活動、3つの大学。これらの資源を十分にいかしながら、「協働」・「共生」・「自律」の3つの理念で宗像の新しいまちづくりを進めています |
(2)須恵区 |
JR鹿児島線赤間駅から北西に位置し、隣組23組。世帯数690世帯。人口1,892人(内65歳以上393人。人口に占める割合は20.8%)の宗像市の自治区(141箇所)のひとつです。 |
近年、JR赤間駅を挟んで、南北に大型店舗が進出し、静かな田園地帯が一変しました。須恵区周辺の開発が進み人口が増加し、特に若い世代の転入が進んでいます。今後もこの傾向が続くと思われます。(数字は平成18年12月31日現在) |
3 活動状況 |
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●グラウンドゴルフ大会【6月3日(土)】 |
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小学生が必ず入ります |
世代間交流に役立つ |
・23組中16組が参加。組対抗戦にしたため、大会は盛り上がった。 全23組の参加を目指す。 |
●ゲートボール大会【6月25日(日)】 |
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・23組中10組が参加。団体競技でルールが難しく、チーム編成が難しかった。 |
・競技人口が減少していることから、次年度以降の開催を思慮している。 |
●夏祭り(盆踊り)【8月12日(土)〜13日(日)】 |
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こども太鼓隊 |
世代間交 |
・須恵区の最大のイベント。毎年、大盛況である |
・近年、周辺地域(須恵区以外)の来場者が増えている。 |
●運動会【10月15日(日)】 |
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パン喰い競争 |
綱引き |
・市の屋根付きゲートボール場で開催。高齢者には好評であった。 |
・三世代が一緒に参加できるプログラム(フライパン競走、パン食い競走、ナイスキャッチ)を用意した。 |
●文化祭・フリーマーケット【11月11日(土)〜12日(日)】 |
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どれも力作ばかり |
フリーマーケット |
・区民の文化活動の披露の場として、3年ぶりに開催。住民間の交流に役立った。
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・創作活動期間を考慮し、今後は、2年毎の開催を計画している。 |
●しめ縄・門松つくり【12月16日(土)・12月26日(火)】 |
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専門委員の指導 |
門松の完成 |
・年末恒例のイベント。“しめ縄”も“門松”も指導するのは専門委員。 |
・完成品は公民館玄関に飾り、新年を迎える。 |
4 今後の問題点と対策 |
問題点 開発途上の土地柄であるため、新旧住民の交流、融和をはかる機会が少なくなっている。また、同様に世代間の交流も疎く、高齢化が進んだ中で、家庭にひきこもりがちな高齢者が増加しており、こうした人たちが公民館活動の場に多く参加出来るようにすることが必要であると考えられる。 |
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対 策 生活環境の変化と現状を考えて、どうしたら各行事に参加してもらえるか、どうすれば区の目指す“明るく安全な街”つくりが出来るか、各部会がお互いの情報を持ちより、魅力ある企画と行動力が必要になってきている。
そのためにも、違う世代それぞれが楽しんで、共に行動できる役割を見出して共に参加できる行事を企画し、公民館活動を一緒に楽しんでできる魅力ある行事を多くつくっていくことが肝要ではないかと思われる。 |
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