〔学級の内容〕
ひよこ学級は、保育所・幼稚園入所(園)前の母親と幼児を対象として毎月第1と第3木曜日午前中に開催し、年間19回の学級で、講師による学級12回、有志を中心とした学級5回(神社境内での水遊び・焼き芋・保育所園児との交流)育児学級と節分行事2回としている。
この学級は、特に幼児期に求められる親の愛情や家族の愛情を培う事を目的としているので、直接親子が肌でふれ合い愛情を表現し、感性豊かな子どもの成長の一助とするものである。ひよこ学級の講師は、地元の音楽表現家で、わらべ歌の素晴らしさについて、わらべ歌遊びには思いやりの心が詰まっている。子育てに忘れてはならない大切な心が詰まっている。それは、そのままの我が子を受け止めることが「愛」であり、大人の心が元気じゃないと、子どもの心は育たないということを一番大切にして指導をしてもらっている。ひよこ学級の最初は、先生による生の声に親子があわせながら「ととけっこう、夜が明けた、○○ちゃんおきてきな、おはよう」と参加幼児の名前を呼びながら始まり、色々なわらべ歌を歌いその雰囲気に合わせて一部アレンジしたりし、その歌に合わせて親子での遊び等を行い楽しい雰囲気の中で時間が過ぎている。この学級では一切音楽やビデオ等の音や光を使用しない、わらべ歌を中心に自然のままの学級時間としているのが特徴である。
又、有志を中心とした学級では、近くの神社境内を借りて夏場は子ども用のプールで親子の水遊びでふれ合い、秋にはたき火をし焼き芋をして親子の絆を深めている。
外には、保育所の園児との交流や、子育て支援のための講座を取り入れ・2月には神社宮司を招き、節分行事の豆まきを行っている。
それぞれの学級が終了後は、母親同士が子育てについての会話や世間話などが盛んで、中には子育ての悩み事について講師に相談する場面もあり講師の助言で安心して帰宅する表情は明るい。
|