1.事業の経過と目的 |
4月からの完全学校週5日制の実施に伴い吉富町公民館では、地域の子供たちにボランティアや自然体験活動の場・機会を積極的に提供するために、様々な事業を計画しました。4月の事業は、郷土の教育資源と環境を生かした体験学習として「豊かな郷土の海に親しむ」ことを目的に、潮干狩りを平成14年4月27日(土)に実施することにしました。 |
2.事業の概要 |
まず、事前に参加者募集のチラシを小学校(吉富町は1校のみ)を通じて配布。予想以上の応募があり、当日は大人・子供を合わせて約200人の参加者となりました。13時に漁港に集合。諸注意の後、子供たちは、貝掘り道具を手にして元気よく出発し、15時ごろまで歓声を上げながらアサリ貝などを掘りました。また、陸に上がってからは環境美化活動の一環として、保護者も一緒に周辺のゴミ拾いを行いました。 |
3.事業の成果 |
吉富町の沿岸部では、漁業としての採貝は盛んですが、レクリエーションとしての潮干狩りは、なじみのないものでした。今回参加した保護者の中にも、吉富町での潮干狩りは初めてという方が多く、子供たちにとっては、初めての体験となりました。多くの発見と感動があり、「郷土の海に親しむ」という目的は充分に果たせたと思います。 |
4.今後の予定 |
単発的な体験教室のほかに長期的な取り組みとして、田植えから稲刈り、餅つきまでを体験する事業を展開中です。現在、吉富町内の水田では、子供たちが経験豊富な高齢者たちと協力して植えたもち米の苗がすくすくと成長しています。 |