市町村のページ<特集:公民館と子どもたち> |
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“あつまれ子どもたち”=ふるさと探検隊= 高田町公民館 |
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学校週5日制が始まり、学校が休みになる土曜日に高田町のことを調べようと「ふるさと探検隊」を実施した。この事業は、「生まれ育った郷土について自分の目・手で確かめ良く知ろう。また、成人した後、他の街に行っても自分のふるさとをPRできるように」との思いから始めた。 第1回目は、6月1日町内の史跡である古代遺跡めぐりコース「二川貝塚・石神山古墳(国指定史跡)、東濃施古墳、宮ヶ浦古墳群」を探訪することを計画した。参加の呼びかけは簡単なチラシを作成し、町内の小中学校の全生徒・児童に配布した。当日は児童、保護者約40人の参加があった。梅雨前の時期、日差しの強い日であったが、約6キロのコースを小学1年生の子どもも無事歩くことができた。説明は町教育委員会の文化財担当者が、現地で写真や図を使いながら行ったので、子どもたちは郷土の遺跡に深い関心を示したようだ。 第2回目は、10月12日、海津横馬場遺跡の発掘調査に挑戦した。海津横馬場遺跡は九州新幹線の建設工事に伴い、試掘した際発見された遺跡である。参加者は小学生65名が参加した。県教育委員会の協力により遺跡の説明と調査前の指導をしてもらった。調査は既に発掘作業をした際出た土の山から、児童たちが土器の破片などをスコップを使い丁寧に掘り出した。参加した子どもは「はじめは石と土器の区別がつかなかった。土器が焼き物でオレンジ色だということが分かった」と話していた。子どもたちは郷土のことについて興味関心を示し、目を輝かせながら参加している姿が印象的だった。 今後も、これからの時代に生きる子どもたちの望ましい人間育成を図るため、地域の特性を生かしながら町・地域・各団体で学校が休みになる土曜日に事業の取り組みを計画していきたいものだと考えている。 |
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問い合わせ先 高田町教育委員会生涯学習課 |
TEL 0944−22−5595 FAX 0944−22−5595 |