市町村のページ<特集:公民館と子どもたち>

 

 

「ジュニアリーダー」とともに 

                     

福岡市長丘公民館 

 「子どもたちの自主性を尊重しながら責任感や連帯性を培っていく」ことをテーマとして、小学4・5・6年生を対象とした『ジュニアリーダー研修会』は平成元年に発足しました。

毎年40〜50名が参加しています。

 住宅地の中の貴重な畑を提供して頂いて春のサツマイモの苗植え、秋の収穫、遊び以外は禁止の夏のキャンプ、男の子が張り切るケーキ作り、町内の人を先生に迎えての門松作り、お年寄りと一緒に楽しむグランドゴルフ、公民館の文化祭へ踊りや野菜売りで参加、子どもたち自身が考えた行事を行うなどいろいろな内容で活動しています。

 子どもたちはこれらの行事を通して、学年をこえ校区全体に広がった仲間意識をもち、責任を共有し、皆で協力してやりとげる満足感を持つことが出来ていると思います。

 これらの行事の立案、計画、実行運営にあたっては地域有志の方々によって運営委員会をつくり、この運営委員会で行っています。 委員には30代、40代を中心とした比較的若い人が参加し、活力のある活動をしています。 

 また、ジュニアリーダー研修会の運営に携わったことから地域活動にも積極的に参加し、子ども育成会会長、体育振興会会長、青少年育成連合会会長、小学校PTA役員など校区の重要な役割を担う人材が育っています。

 このような活動を通じて人の輪が広がり、最近では予期しなかったような交流活動が増えてきました。平成13年には四国高知県の四万十川流域の幡多広域観光連絡協議会のモニターとして招待を受け、三原村、宿毛市、中村市を訪れ、四万十川の清流を楽しみ、イチゴの苗植えや宿毛湾での魚釣りを経験し、土地の人たちの心からのもてなしを受け、貴重な体験をすることが出来ました。また昨年からは三瀦郡三潴町の有志の方から、子どもたちによる交流をしましょうという呼びかけを頂き、田植えや稲刈りに参加しました。さらにもっと子ども同士の交流を深める企画も考えて頂いています。

 こうして子どもたちの成長とともに、子どもを囲む大人の輪も広がり、地域活動の大きな原動力となっています。

 

問い合わせ先     福岡市長丘公民館

TEL  092−511−0456     FAX  092−561−1357

 

「おいしいお米をつくりましょう。」

夏のキャンプ「僕らの作るカレーは最高!」

 

 

 


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