市町村のページ<特集:公民館と子どもたち>
遊んで良い友塾
福間町公民館

1.経緯及び目的

  平成7年度から第2及び4週の土曜日が学校の休みになったことにより、子 ども達が家庭や地域で生活する時間が増大し、学校の教育では補いきれない自 然体験・社会体験等を通して豊かな心持つ、人間形成の育成を行うことを目的 に、町公民館主催講座「遊んで良い友塾」(別名、子ども休日体験教室)が小学 生とその親を対象とし、平成7年度に様々な体験を学ぶ教室として発足し現在 に至っています。

2.内容

  毎年5月から3月まで基本的に第2土曜日の午前10時から正午まで町公民 館及び町公民館に隣接する「わかたけ広場」において@いつでも・どこでも・ 誰でもルールを守れば楽しく遊ばれるニュースポーツの体験、A自然や地域の 人々とのふれあい体験、B国際交流の一環として、外国料理の調理実習体験等 多岐にわたるプログラムにより、学校で学ばないことを体験することにより、 更なる「豊かな心」を人間形成に役立っています。

3.指導者

  指導者は、町公民館主催講座である「もっと遊びま専科」の受講生でレクリ エーションインストラクターが行っています。この講座は、日本レクリエーシ ョン協会公認のインストラクター資格取得のため、単位の一部となる講座でも あり、俗に遊びのプロたちが“子どもたちと同じ目線に立って遊び、その中で 様々な体験を通し、人と人との交流を大切にする”ことをモットーに行ってい ます。

 4.成果
 @ 「もっと遊びま専科」受講者の大半は、レクリエーションインストラクタ  ーであり、町レクリエーション協会の会員もであります。町(公民館)と町レ  クリエーション協会と連携し、民間活力を導入したことにより、町公民館と  一層の連携が図られました。また、町レクリエーション協会が、日頃から修  得した知識や技能を「遊んで良い友塾」で発揮することができている。
 A 平成14年度からの学校週5日制の導入に伴い、地域活性化をうたわれている  中、この講座を通じて行政・民間がそれぞれの不足している点をカバーしあ  ったり、特徴を活用しあったりして相乗効果が得られ、ボランティア意識や  子どもの教育は地域の大人たちの責任であるという意識の高揚に繋がってい  ます。
 

 5.課題

 年々受講生の低年齢化が進み、いかにして高学年生を増やすかやマンネリ化しないようどう魅力あるプログラムをつくるかである。
  また、この講座を通じて、親子のふれあいを育むことができたが、これをどう地域に繋げ参加者をいかにして広げていくかであります。

      



油山における自然散策

楽しい料理教室


目次へ戻る