市町村のページ<特集:公民館と子どもたち> |
子ども会リーダーの育成 | |
三輪町公民館 |
平成14年度から完全学校週五日制が実施され、地域での子ども会活動が重要になっています。そこで本町の公民館では、各地域の子ども会のリーダーとして活動し、子ども会の発展に寄与できることを目的として、各地区(18区)の地方長35名を対象に「三輪町子ども会リーダー研修」を行っています。 この研修は、原則毎月第1土曜日に開催し、今年度は『環境』をテーマに活動しています。第1回定例会では、本部役員を決め、その役員を中心に子ども達自身で年間活動計画を検討・企画するようにし、第2回定例会で年間活動を決定しました。このように年間活動計画から各種体験活動の企画までを子どもの手でできるように支援していくことで、子ども達の主体性を育てていくことが大切であると考えています。 活動の内容は、リサイクルの学習としてガラス細工作りと紙すき、レクリエーションとして北九州市への環境学習バスハイク、また町公民館と共催で少年キックベースボール大会の運営をすることなどに決まりました。 実際の活動では、ゴミ処理施設『サンポート』のリサイクル工房において、この施設でのゴミ処理の状況や地球環境についてのビデオ学習とガラス細工作りを行いました。 ガラス細工作りは、ゴミとして出されたビンやガラスを自由にならべてそれを焼くというものですが、それで花や顔の形を作るなど楽しく活動ができ、想像力や環境に関する考えが養われたと思います。 また、少年キックベースボール大会では、プログラムを自分達で作成し、進行や挨拶を行いました。これによって子ども達主体の大会ができたと考えます。 おわりに、これからも年間活動計画どおりに子ども会活動を進めていきますが、子ども達が自分で考え行動する中で、主体性と思いやりの心を育てていくことができるよう支援していきたいと考えています。また今後もこの研修で学んだことを地域の子ども会活動に活かしていけるよう支援していく予定です。 |
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ガラス細工作りの風景 | 少年キックベースボール大会風景 |