福岡県公民館実践交流会が平成16年2月6日(金)、福岡県立社会教育総合センターで開催されました。
本年度は、「新たな時代への対応、これからの公民館の役割を考える」をテーマに、地域や公民館における実践活動14事例と公民館活性化研究委嘱事業を受けた3つの研究グループの発表があり、今後の新しい公民館活動について交流を行いました。
第1会場では、北九州市立清水市民福祉センター四宮嵩世館長から、子どもの本音を聞く家庭教育学級「めだかの学校」の取組、福岡市高木公民館鈴木邦男館長から、国際交流をとおしたまちづくりの取組、福岡市千早西公民館近藤術智館長から、音楽をとおして地域における大人と子どものつながりをつくる取組、北九州市折尾西市民福祉センター舟木ヤス子館長から、北九州市における男女共同参画社会に向けた取組について実践活動が紹介されました。
第2会場では、筑紫野市本町公民館椎葉眞弓館長から、町おこし育成会における花いっぱい運動の取組、若宮町中央公民館友枝由紀代係長から、子育て支援事業と絵本の読み聞かせ講座をとおした取組、古賀市・久保西分館占部博之館長から、アンビシャス運動の一環である「ふれあいサロンのびのび」の取組、鞍手町自治公民館連絡協議会香原暹会長から、鞍手町自治公民館の活性化に向けた取組について実践活動が紹介されました。
第3会場では小郡市のぞみヶ丘生楽館西香代子館長から、校区公民館施設を活用した学校と地域との連携融合を目指した取組、山門三池郡公民館連合会社会教育部加藤武美さんから、読書ボランティアネットワークづくり(公民館活性化研究委嘱事業)の取組、星野村図書ボランティア「夢の扉」会員川端栄子さんから、図書ボランティア「夢の扉」の取組、久留米・北野生涯学習研究会坂本豊信代表から、県内の生涯学習ボランティア調査(公民館活性化研究委嘱事業)の取組について実践活動が紹介されました。
第4会場では、香原町教育委員会生涯学習課福田伝係長と松本豪さんから、高齢者のパソコン教室での取組、苅田町立北公民館森田喜富館長から、町の生涯学習課業務推進計画と地域における、親子の触れ合い交流活動を推進する事業の取組、庄内町新町二区公民分館高本則幸館長と庄内町生活体験学校九野坂明彦係長から、アンビシャス広場における菜園づくりや宿題会等の取組について実践活動が紹介されました。
また、特別会場では「子どもたちは求めている―生活体験活動学びの場―」研究会藤木雄二代表から、大牟田版の「通学合宿」の実現に向けた取組の発表があり、合わせて17の取組事例について貴重な資料と共に、有意義な意見交換が行われました。
○アンケートより(実践交流会参加回数)
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