市町村のページ<特集:公民館と子どもたち>
アンビシャス広場開設に向けて
遠賀町・芙蓉公民館

 芙蓉区は遠賀町のいちばん南に位置し、鞍手町に境を接する戸数230戸ほどの新興住宅地です。公民館活動は自治会活動の中心として位置付けられ、 社会教育の拠点として区民同士の連帯感の高揚、ふれあいの場作りとして色々な行事に取り組んでいます。
今回は、学校の週5日制度に伴う地域での子どもの居場所作りについて紹介します。

(1)芙蓉文庫開設(公民館開放)
 平成14年4月より学校が週5日制となりこれに伴う地域での受け入れ体制作りとして、毎週土曜日公民館を開放して芙蓉文庫(ミニ図書館)を開設しました。 子ども達も親やお年寄り達も公民館で本を読みながら、あるいはその世話をしながら、されながら、世代間の交流を通じて情操教育、徳育の場がもてればと考え実行しました。 全くゼロからの出発なので、本は各家庭から不用となったものを寄贈して頂き、現在では約500冊の蔵書があります。本棚は役場より不用となった書架を譲り受け自治会役員で設置しました。また、子ども達の世話、事務担当は自治会役員全員で年間シフトを組み担当しております。

(2)子ども育成講座の開設
 平成15年度は更に子ども育成講座として囲碁教室、料理教室を開設しました。
いずれも地域ボランティア講師によるものです。講座開設にあたっては、事前の子どもたちのアンケート結果により決定しています。

(3)芙蓉アンビシャス広場開設に向けて
 相互ふれあいの場としての公民館、学習の場としての公民館、たまり場としての公民館を目指し、平成16年度は更に、中学生英語教室、卓球教室等を加え、開放日も一日増やして 週2日の開放とし、アンビシャス広場へと発展させるべく、現在県へ申請し、許可待ちの状況です。アンビシャス運営委員17名、推進委員34名、地域ボランティア講師5名と、 今では区民一体での活動になってきました。

     
遠賀町中央公民館              
TEL 093-293-1355 FAX 093-293-5533
http://www.town.onga.fukuoka.jp/


〔卓球教室〕
礼儀作法から教えて頂いています。



〔敬老会〕
手作りの記念品を贈ったり、ハンドベルを演奏しました。


〔料理教室〕
大さじ一ぱいってこの位かしら?



〔歓迎会〕
ゲームをしたり、歌ったり楽しい一日でした。

戻る