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センターと子どもたち

   みんな集まり楽しい大家族
北九州市立錦町市民センター
 錦町市民センターは門司港地域の中心部に位置し、年間200万人を越える観光客で賑わうレトロ地域や商店街等の一部を含む地域です。
 核家族の今、異年齢の子ども達とふれあうことが大切だとの思いから、毎週土曜日に、「生き生き子ども講座」を年間44回実施しています。 また、平成14年度からセンターではふれあいを通して、大家族の楽しさを味わうこと、思いやりの心やボランティアの心を育み、 集団生活の中から協調性を養うことを目的に、夏休みに宿泊体験「にしきまち大家族」を1泊2日で実施しています。 今年は4年目になりますので1泊2日ではなく、6泊7日の「生活体験通学合宿」(17.9.25〜10.1)にもチャレンジしました。
 
■平成16年度「にしきまち大家族」の取り組み
日時   8月6日〜7日(1泊2日)
定員   20名(小学校3年以上)
参加費   1,100円(食事、銭湯、保険代を含む)
班を編成しリーダーを決め、竹の食器作りに挑戦し、竹の切り方を学びその後は、小さい竹を自分で切り知恵の輪を作った。 物を作る楽しさを学んだ子ども達は感動し、何度も挑戦した。
夕食は、職員班(大人)と子ども班(4班)に分かれてカレーを作った。 大人には事前に子どもの作った鍋から食べていただくようにお願いし、どの班が美味しいかを競い合った。

センターの近くにある銭湯に出かけ、そこでは共同浴場のお風呂の入り方を教わる。
夕食後は、ドミノゲーム大会を実施し、優勝・準優勝を競ったところ、子どもたちの自由な発想に、私達大人が驚かされた。
蚊帳を吊ると、子どもたちも初めはとまどっていたが、すぐに出たり入ったりして喜び遊んでいた。
朝、門司港駅前にてラジオ体操。
朝食は班ごとにホットプレートで、一人ひとりが目玉焼きを作る
メニュー:パン・目玉焼き・バナナ・牛乳
毎年募集するとすぐに定員数まで達している状況で、すいか割りや、 そうめん流し等昔ながらの季節の遊びを取り入れている。これらを企画する事は大変であるが、実施出来るのも多くの地域ボランティアの協力によるものである。
 今では、地域のボランティアの方とはもちろん、学校との関係もより近い存在になっている。これからもセンターがより地域に密着したものになっていけるよう努力していきたい。
 将来、今参加している子どもたちが成長し、今度はボランティアとして、企画・指導の立場となり戻ってきてほしいと私達スタッフは願っている。

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