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なかよし「おっちゃん」との野菜作り | |
立花町・兼松団地地区公民館 |
「かねまつアンビシャス広場」は、立花町のほぼ中央の兼松地区にあり、3号線沿いではありますが、山と川に囲まれた緑豊かな、
自然がいっぱいの地域にあります。今年で3年目を迎えました。 兼松団地の子ども30名を中心に、周辺の行政区を対象に活動しています。 初年度は不安のなかでの始まりでした。珍しさも手伝い、子ども達は遊びに来ます。ボールけり、4・5人集まればソフト,野球、 追っかけっこなど元気いっぱいに遊びます。ガラスの破損もありました。 2年目になると、こま回し・一輪車、オセロ、将棋、読書など遊びも多様化しましたし、異年齢間での遊びも見られるようになりました。 特に、地域の方からの土地の提供もあり、さつまいもやたまねぎの栽培もするようになりました。6月には、大人の人たちに手伝ってもらい、 大きないもができますようにと祈りながら、いもの苗を一生懸命植えていました。自分たちが植えたいもの成長ぶりを温かく見守り、 水かけをしてくれる子どももありました。11月にはいよいよ収穫です。大きく育ったいも、たくさんのいも、 大きな大きな収穫の喜びを体験することができました。また、いもの収穫がおわった畑には、たまねぎを植えました。1本1本丁寧に植えました。 そして6月には、はじめてのたまねぎの収穫、「こんなに大きなたまねぎができました」と得意満面で収穫の喜びを味わっていました。 遊びや栽培活動を通して子ども同士の交流も深まりましたが、それ以上に、大人と子ども、大人同士の交流も盛んになりました。 かかわっている大人は子どもたちに「おっちゃん」と呼ばれるのが何よりの喜びで「最高」だそうです。 小さなかねまつアンビシャス広場ですが、お互いが気軽に負担感を持たず、楽しく参加することが大事だと思っています。一人でも二人でも子どもがいれば居場所を提供し、 子どもと大人の交流を地域で作っていきたいと思います。
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