XI 環境問題
吉富町での環境学習

1   目的
    わがふるさと福田は、農業・工業・遺跡の町、そして花卉の生産地として知られ、緑豊かな美しい環境に恵まれています。
  わたしたちにとって花は、心の栄養であり、活力の源であって、長生きのバロメーターとも言われています。
  平成7年から福田公民館では、環境美化推進運動としてこの「花いっぱい運動」を企画し、早いもので13年目となりました。
  地域の宝であります子ども達に、花を愛し、郷土を愛する心、たくましく心豊かな素直な子に育つことを願いながら、地域の多くの方々のご協力を得て、これまで環境美化運動を推進して参りました。
  鉢花部会花壇苗研究部会会員の皆さんのご協力とご援助により、区会長会、福寿会、福鳩会、PTA役員、子ども会等の皆さんで福田地区全域(地区指定12ヶ所小学校・中学校を含む)に、花をいっぱいに飾り各家庭でも、ガーデニングやハンギキングバスケット等で花を飾り、地域の人々や福田を訪れる人達にも心の安らぎや、潤い、喜びと感動を与えています。
  また、平成13年4月には、福田小学校子ども会は、多年にわたっての公共施設や道路に花の植栽、地域環境美化活動貢献により、甘木警察署長、甘木警察署少年補導員連絡会より善行表彰を受賞、平成17年11月にはこの花いっぱい運動が永年の美徳の昂揚に寄与したことで、甘木市から表彰を受けました。
  (平成18年3月20日、甘木市・朝倉町・杷木町合併により朝倉市となる。)
   
2   花いっぱい企画委員会(28名)
 
     福田振興会長
     地元市議会議員(1名)
     福田小PTA健全育成委員長 
     福寿会長(老人会)      
     福鳩会長(老人会)  
     ローム甘木鞄搖部長      
福田区会長会(9名)
福田小PTA会長
南陵中PTA環境委員長
福寿会第1〜第6地区会長
福田花部会婦人部正副部長
福田公民館
   
3   予 算   181,500円
        ☆  花いっぱい運動助成費より 81,500円
              (福田振興会で、各戸より負担金として100円)
      ☆  社会教育推進協議会より 100,000円
              (あまぎ美花美化バンクからの助成金50,000円を含む。)
   材料費
     @花苗代
     B用土代
     D雑費
120,000円          
20,000円          
8,000円          
A肥料代
Cプランター代
21,500円
12,000円
   
4   植栽場所
    平成19年度(13年次)
     @小隈地区
     A小隈教育集会所
     B福田小学校校庭
     C南陵中学校
     D鳩胸地区
     E本村地区
     F春地区
     G正信地区
     H平塚地区
     I中寒水地区
     J倉吉地区
     K白鳥地区
駐在所、ローム甘木、福田公民館前(プランター)
 
(児童及びPTA・・健全育成委員)
(生徒厚生委員会 PTA・・環境委員会)
鳩胸集会所付近及び砂場付近
公民館前  薬師堂前
天満宮境内
入籠神社境内
平塚農業構造改善センター前
公民館前付近及び道路
倉吉農業構造改善センター
白鳥農業構造改善センター
   
5   実施時期(年2回)
    ☆ 第1回   6月2日(第1土曜日)13:00〜14:00
      (花苗・・・・102ケース・・・2,856苗肥料40キログラム)
  ☆ 第2回  12月1日(第1土曜日)13:00〜14:00
      (花苗・・・・105ケース・・・2,940苗肥料40キログラム)
   
6   植栽した花の種類
    ◇ 6月2日 (夏〜秋)
      ペンタス  日々草  サルビア  ペチュニア  コリウス
      メランポ  メランポジュウム  トレニュア  ベゴニア
      ポーチュラカ  マリゴールド類
  ◇ 12月1日(冬〜春)
      パンジー  ノンスポール  ビオラ  キンセンカ  葉牡丹類
   
7

  管理について(散水や手入れの分担・・・例・・毎日の当番制)

    ◎老人会の福寿会・福鳩会の皆さんや、PTA・子ども会、小中学生の協力
  ◎分担区域割りなど、その他
   
8   その他
 
  @ 花植え当日は、午前10時から鉢花流通センターで職員及び企画委員の代表者等で植栽場所ごとに花苗を仕分けし、プランター、用土、肥料も準備します。(用土は、公民館自転車置き場に準備しております。)
  A

9名の区会長と、小学校・中学校の役員の皆さん方に、当日11時までに花苗を鉢花流通センターへ受け取りに来ていただき、企画委員会の全員、社会福祉協議会会長、福寿会役員、福鳩会役員、福田小学校・南陵中学校PTA役員、地方子ども会、南陵中学校生徒の皆さん等で、花植えをお願いしています。

  B 花植えが終わりましたら、花苗ケースを福田公民館〈自転車置き場〉まで返してもらいます。
  C 各区で、花植え当日は、飲み物等の準備をお願いしています。
 
   
9   成果と今後の課題
       地域の宝であります子ども達も花を植え、水やりや手入れをすることによって、花を愛する心を持ち、花とともに元気にすくすくと育ってくれています。人情味豊かなわが郷土『福田』の地域形成や発展にいくらかでも寄与しているものと感じています。
     これからも、この『花いっぱい運動』を継続したいと考えていますが、企画委員会の皆様をはじめ、地域の方々のご協力がなければこの『花いっぱい運動』もできない訳であります。公民館としては、福田振興会と連携しながら予算の確保や、協力団体との協調体制の更なる構築に努力をしていかなければならないと思っています。


問合せ先
〒838-0052 朝倉市小隈219−1  TEL0946−22−2158
    朝倉市福田公民館    館 長    金 子 義 郎
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